書く力

やらなくていいことをするぐらいなら寝ていた方がいいんだもの。

老子道徳経を現代っぽく翻訳してみた【後編】

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前編の続きです。

前編はこちらより

 

kirin0817.hatenablog.com

 

第三十八章 良い人アピールうざい

本当に良い人は自分が良い人だっていう意識があんまりない。

それが逆に良い人オーラ出してる。

良くない人は「自分は良い人だ!」ってアピールしたがる。

だから周りは「あいつウザいな」って感じちゃう。

良い人は自然にいい行いをして良くない人は良い人になろうとしてなにか行動をしたがる。

世界中の人が本当に良い人ばっかりだったら「何がいいこと」かなんて話題にならないよね。

みんな無意識に良い人だから。

良い人になろうって頑張り過ぎる人はいつか災いの種を生むことになるよ。

だから道と共に生きる人は自然の流れを大切にしてわざわざ行動を起こそうなんて思わないもんだ。

第三十九章 1からのスタート

みんなスタート地点は一緒だよ「1からのスタート」っていう言葉があるけどそんな感じ。

どんなに偉い人でも最初から偉い人じゃなかったし、社長だって最初から社長じゃなかった。

本当に偉い人に「あんたは偉いね」って言っても「自分なんて大したことないですよ」って言うのは自分がスタートした地点が大したことないってことをよく知っているから。

だから、自分がどこからスタートしたかっていうのを忘れて調子乗っている人間はすぐに1からのスタートに戻されてしまうよ。

第四十章 弱さこそ強さ

世の中にあるものはいつか壊れるし生き物もいつかは死んで自然に戻る。

その自然に戻る働きが道の働き。

道は柔らかく弱い力でその働きを実行する。

強引に物を壊したり、生き物を殺したりしないで自然の流れでその働きを行う。

そしてまた新しい命を産んでいく。 

第四十一章 一般受けは気にしない

できる人間は道のことについて学ぶとすぐに実践して継続する。

普通の人は実践したりしなかったりする。

できない人間は馬鹿にして笑いだす。

でも道って凄すぎてあんまり一般受けしないからそれでいいと思うんだよね。

馬鹿にされて笑われるぐらいがちょうどいいね。

昔の人はいいこと言ったよ。

「本当にいい道っていうのは逆に暗く見えるし、心が安心する道は外から見ると不安定に見える。

本当にいい行いっていうのは深すぎて底が見えないから普通の人が見てもなんのこっちゃ分からない。

心がキレイな人は汚れて見えるし、自然体の人間はサボっているように見える。

素朴な人っていうのは自然の流れに身を任せているのでフラフラしているように見える」

本当に大きな器は出来上がるのが遅いし、本当に大切な声は耳には届きにくい。

道は見えないし形もないし名前もないけどそれはつまり、それだけ偉大なもんだってことだよ。

第四十二章 減らせば増える

道は一を生み出し一は陰陽の二を産み出し二は天地や全ての物体を含めた三を産み出した。

だから全てのものの裏には陰陽が混じり合って調和している。

ところで、本当によくできた人間は自分のことを「大した人間じゃないですよ」って言うことがある。

それって自分の背景に陰陽の調和があるって知ってるからなんだよね。

良いところもあれば悪いところもあるってちゃんと自分自身で分かってる。

ものごとっていうのは減らそうとすれば増えるし増やそうとすると減るっていうこともあるからね。

だから力任せに生きる人間はいつか必ずしっぺ返しが来るよ。

よく覚えておきな。

第四十三章 水最強!

水みたいな柔らかいものが硬い石に穴を空けてしまう。

柔らかいものは隙間なく淀みなく動くから最強なんだよね。

言葉にできない教えと欲求を満たそうとする行動を控えればこれ以上に得することはないよ。

第四十四章 執着厳禁

富や名声と自分の体どちらが大切かよく考えてみな?

物に執着しても必ずいつか失う日がくるよ。

お金を溜め込みすぎてもいつか失う日がくる。

自分が今、持っているもので満足することを知れば、新しいものが欲しいという欲はなくなるよ。

自分の身の丈をしっかり知ることが長生きするコツだよ。  

第四十五章 完璧はつまらない

すごい完璧なものほどつまらなく見える。

だからって壊れてしまうことはない。

真っ直ぐなものほど曲がって見えるし、最高の技術っていうのは不器用に見える。

本当に伝えたいことは口下手になってしまう。

動けば寒さに勝てるし静かにしていれば暑さにも勝てる。

清らかで静かにしていればこの世の王様になれるよ。

第四六章 欲をかくとロクなことがない 

政治に道の教えがあれば戦車は畑を耕すトラクターになる。

逆に道の教えがなければ国は武器が増えていく。

国でも人でも欲をかくとロクなことにならないよ。

今に満足できない人はいつまで経っても満足することができない。

一生「あれが欲しい、これが欲しい」っていう人生ってどうなん?

第四七章 頑張らなくても分かる

道のことを勉強すると「色々な本を読んで勉強しなきゃ!」って考える人がいる。

でも道って自然の摂理だから別に頑張って勉強する必要はないんだよね。

天気のことを勉強しなくたって雨が降れば地面は濡れるってことは分かるじゃん?

わざわざ「雨が降ってるけど地面は濡れてるかな?」なんて確認しに行かないでしょ?

それぐらい簡単なものなんだよね。

第四八章 勉強もほどほどに

勉強ってやり始めると終わりがないんだよね。

それどころかどんどん勉強しなきゃいけないことが増えていく。

でも道が理解できればやらなきゃいけないことなんて無いってことが分かる。

でも、何もやらないからこそあらゆることができるようになる。

道に背くような余計なことはなにもしない方がいいよ。

第四九章 別にいいじゃん?

聖人ってのは心にこだわりがない。

優しい心に対して「良いね!」って思うのは当然だけど悪人の意地悪い心も「そういう考えもあるよね」って思う。

その器の大きさが善なんだよね。

聖人が世の中に出るときは自分の心をなるべく出さないようにする。

そうすれば人々は「あの人、いい感じだね」って注目するようになる。

聖人は人を赤ちゃんみたいに無邪気にすることができる。

第五十章 道に従えばなかなか死なない

戦場にいて地雷原を歩いていたとするじゃん?

10人歩いていれば3人は無事生存。

3人は残念だけど死んじゃう。

3人は生き延びる予定だったけど余計なことをして死んでしまう。

余計なことってなにかって?

生きることに固執しすぎちゃう人。

うまく生き残る人はジャングルを歩いていても虎と遭遇することはない。

戦争中でも鎧をつけたり刀を持って張りきったりしない。

なぜかって道と共に生きていいるから。

道と共に生きている人は余計なことをしないからスキが生じない。

だから虎と遭遇することもないし刀で斬りつけられることもないってわけ。

第五十一章 道が産み徳が育てる

世界にある全てのモノは道によって産み出される。

そして形ができるまでは徳が育てる。

例えば家の材料の木は道が生みだして家として形になるまでは徳が育てるってわけ。

だから皆、道や徳はすごいなって思う。

だけど本当にすごいのは生み出して育てることを自然にやっているから。

子どもを産んで育てて助けてやる。

だけど支配しようとか恩を返してもらおうとも思ってない。

これが本当の徳ってやつだよね。

第五十二章 親が分かれば子も分かる

全てのモノの親は道。

だから道のことが分かれば子ども(世界)のこともよく分かるようになる。

子ども(世界)のことがよく分かれば親(道)のことも更によく分かるようになる。

それだけ分かってれば怖いもんないよね。

あれが欲しいとかこれが欲しいっていう心を閉める。

それができればやつれることはないよ。

欲望のままに生きるっていうのは一生、欲の奴隷っていうことだからね。

ちょっとしたことでも世界が分かることを明って呼び柔軟な姿勢でいることを強って言う。

普段は外で起きてることばっかり考えてると思うけどその知恵を少し自分の内面に向けてみなよ。

そしたら災いなんてなくなるよ。

第五十三章 道に近道なし

道の生き方を実践しようとした時に何が一番、怖いかっていうと近道しちゃうことだよね。

道って自然の摂理みたいなもんだから別に難しいなんてことはないんだけど近道があればしたくなるのが人間じゃん?

政治家は汚職ばっかりやってるし金持ちは毎日、食べきれないほどメシを食べていい服を着てる。

こういうのは道の生き方とは違うよ。

第五十四章 どんな生き方してるか見ればその人が分かるよ

ちゃんと建てた家っていうのは何があっても倒れない。

自分の子どもや孫の代までしっかり残るわけ。

人間もちゃんと建てた家みたいに生きると徳が満ちる。

それを見た家族が見習って生きるとその家に徳が満ちるようになる。

それを見た近所の人が見習って生きるとその町に徳が満ちるようになる。

そんな感じで世界中に徳が広まるといい感じだよね。

逆を言えば町を見たり家族を見ればその人がどんな生き方をしているかっていうのもなんとなく分かるもんだよ。

第五十五章 赤ちゃんを見習う

赤ちゃんって実は凄いんだよ。

ハチやサソリが刺したり猛獣も襲ったりしない。

体なんかめちゃめちゃ弱いのに拳を力強く握ってる。

一日中、泣いてるのに声が枯れないのは気が満ち溢れてるからなんだよね。

この気が満ち溢れていることを「不変の常」って言うよ。

そんで常を知ることを「明察の明」と言うよ。

生きることに執着しすぎるのは良くないね。

不自然に勢いのある人は必ず衰えていく。それは道を踏み外しているからだよ。

第五十六章 知ったかぶりはよく喋る

道のことをよく知ってる人は「俺、色々知ってるぜ!」って自慢したりしないよ。

何でもそうだけど物事を知らない人ほどよく喋りたがるよね。

分かってる人は外で起きることに一喜一憂したり考えすぎてグチャグチャになった物事もすっきり解決してくれる。

「俺が一番だ!」って考えは無くて自然と共にあろうとする。

そんな人だから周りの人はこの人と特別、仲良しになることはできないよ。

だからといって嫌いになって遠ざけるわけでもない。

特に尊敬するわけでも嫌われるわけでもない。だからこそ、世界で一番、貴い人になれるってわけだね。

第五十七章 法律はユルい方がいい 

国を治める人は正直にやった方がいい。

戦争するときは相手を騙さないといけないよ。

じゃあ世界を治めるにはどうすればいいと思う?

答えは自然に反することはしないこと。

なんでもかんでも駄目っていうと人々は貧しくなっていくよ。

国に武器が出回ればどんどん暗い国になっていく。

心が伴わない技術は余計なものばっかり作ることになる。

法律が厳しくなれば泥棒はむしろ増えていく。

だから道のことを知っている人は自然に反するようなやり方はしないよ。

自然の流れに任せておけば治めようとしなくても勝手に収まっていく。

そうすれば皆が豊かになれるよ。

第五十八章 何が正しいかなんて誰にも分からない

政治がぼんやりしてる国の人々は純粋で素直な人が多い。

政治が小うるさい国の人々は不満が溜まってずる賢い人が増えるよ。

幸運の裏には不運があって不運の裏には幸運がある。

どっちが出るかなんて誰にも分からもんだ。

それと同じで「正しい」ことの裏側には「正しくない」ことがある。

どっちが本当に正しいかなんてことは誰にも分からない。

これは永遠のテーマだね。

だから道を分かってる人は「正しい」か「正しくない」かで人を決めつけたりはしないよ。

めちゃめちゃ頭が良くても「お前、バカだな」って傷付けることもない。

知恵ってのは誰かに見せるつけるもんじゃなくて自分の内側を照らすためのものだからね。

第五十九章 ケチと呼ばれるくらいでちょうどいい

人の上に立つような人間になるならケチだなって思われるくらいにモノを大切にする人間になった方がいいよ!

モノを大切にするってことは道に従うってことでもあるから。

そんで道に従うってことは徳を積むってことと同じだからね。

徳を積んでおけばどんなことにも負けないよ。

負けないっていうか敵や逆境が自然に消えていく感じ。

そういう人が国を収めればきっといい国になれるよね。

第六十章 あれこれやりすぎない

大きな国を治めようと思ったら小魚を煮るように治めるといいよ。

気になってかき回しすぎると身が崩れちゃうからね。

ほっとくぐらいがちょうどいいと思う。

道の教えに沿って国を治めるなら幽霊とか精霊とかは気にしなくて良し!

道の教えを守るならそういう類のものも仲間になってくれるよ。

第六十一章 良い国は昔の日本の奥さんみたいな感じ

良い国っていうのは昔の日本の奥さんみたいな感じ。

いつも旦那さんの一歩後ろで静かにしてる。

だけど、いざという時にはとても強くて頼りになる存在。

だから旦那さんは奥さんに頭が上がらない。

大きい国は威張ってないで一歩後ろにいるぐらいでちょうどいいね。

大きい国は一歩引くことで小さい国を従えることができるし小さい国が一歩引くことで大きい国に守ってもらえることもある。

お互いの望みを叶えようとするなら一歩引くことが重要だね。

第六十二章 道の教えがあればなんとなる

道っていうのはどんな人間の心の中にもあるよ。

善人にとっては宝物になるし、悪人にとってもその人を護るものになる。

世の中にはキレイな言葉が溢れてるけどそれって言葉がキレイなだけだからね。

実際のもんとは違うかもよ。

時代や住んでる国とかで物事の良し悪しって決まるものだよ。

だから人の悪いとこ見つけてもそれだけで見捨てるようなことは良くないよ。

装飾品で着飾るより道を大切にした方がいい。

本当に欲しいものは道から手に入るしどんな悪いことしても道によって洗い流されるからね。

第六十三章 「何もない。一日」これが最高!

めんどくさいことを避けるには余計なことはしない。

これが一番だよ。

外食なんかしないで家で食べる納豆ごはんを大切にしな。

良いことも悪いこともない平凡な一日を宝物にするといいよ。

嫌いなやつがいたら仕返しするんじゃなくて他の人に親切にしてやりな。

面倒くさいことはなるべく早く片付けちゃえ。

いつも忙しそうな人がいるけど、そういう人は面倒くさいことを後回しにしたから無駄に忙しくなってるんだよ。

道を知ってる人の人生は谷も山もない。

そういうもんだよ。

第六十四章 コツコツやる人が結局最強

道を知ってる人はトラブルが起きる前に対処しちゃうからトラブルで困ることがない。

どんな大木もビルも始まりはほんの小さいものから始まる。

だから結果だけ求めて小さいものを大切にしない人は結局、何も手に入らずに終わるよ。

うまく目標が達成できない人は仕上げの段階で手を抜いちゃうことが多い。

あともうちょっとでゴールだ!って時も気を緩めずに慎重にすればきっと目標は達成できる。

やっぱコツコツ型が最強だね。

道を分かってる人は無欲っていう欲を持ってる。

目先の利益を追うようなことはしないし全てのモノがあるべきところあるように望んで自分もそうなればいいなって思ってるもんだよ。

第六十五章 バカぐらいでちょうどいい

国をうまく収めるには国民ってのはバカな方がいいんだよ。

悪口じゃないよ。

国民がそこそこ頭がいいと「戦争したくないから武器を捨てましょう!」って王様が言っても「もし隣の国が攻めてきたらどうする!」とか色々な意見が出て結局、何もできなくなっちゃう。

何でもそうだけど、王様とか社長がちゃんと分かってる人で下の人はそれに従う。

これが一番、良いんだよ。

だから人の上に立つ人はしっかりとこのこと分かっておいてね。

そんで自分はたまたま上に立って人を導く立場にいるけど、いつかはその皆と同じ場所に戻るってことを忘れないでね。

第六十六章 一番上が一番謙虚に

自然の中で海が一番の王様なんだけど理由分かる?

それは海が一番、下にあるから。

山や川より下にあって全てのものがそこの流れ着くから。

人間も一緒で上に立つ人は必ず謙虚で皆より下にいないとダメだよ。

先頭に立とうとしなから逆に皆が応援して先頭にしてくれるよ。

第六十七章 バカにされたら一人前

本当の大物っていうのは一般人から見れば馬鹿に見える。

本当の大物は一般人のモノサシじゃ測れない人だからね。

一般人のモノサシで測れるような人はまだまだ小物だね。

私には3つの宝物があるんだ。

一つ目は皆のことを愛する「慈しみ」ってやつ

二つ目はモノを大切にする「倹約」

三つ目は人の上に立とうとしない「謙虚」

慈しみがあるから頑張れるし倹約してるから困ってる人に施してあげることもできる。

謙虚でいるから応援してもらえる。

これさえ守ってれば間違いないよ。

第六十八章 究極の戦い方

優れた武士は普段は全然、威圧的じゃないし怒ったりもしない。

戦いになったら真正面からぶつかることを避ける人が勝つ人だよ。

人をうまく使える人は相手より下の立場にいるね。

このやり方が結局、最強なんだよね。

第六十九章 戦いになった退け

戦いになったら無理に進もうとしたらダメ。

むしろ退くことを考えな。

相手のことをどんなにムカついてもこっちから喧嘩を売ったらダメだよ。

そうすれば敵を作ることはないでしょ。

第七十章 簡単なことほど理解されない

道って実はそんな難しいことじゃないはずなんだけど理解する人も実践する人も少ないんだよね。

どんなに道のことを語っても欠片も道のことを知らなければ意味不明だしね。

だから少しでも道のことを知って実践してる人はとっても尊い存在なんだよ。

第七十一章 分からないことが分かる

世の中には人間の理解力を超えてることがたくさんある。

だから何でも知ってるよ!っていう態度じゃなくて知らないことばっかりだ。っていう態度の方が正しいよ。

道のことを知ってる人は欠点がないように見える。

だけど、それは自分の欠点が自分で分かってるからだよ。

第七十二章 下の人間に恨まれると後が怖い

上に立つ人間が下の人間に恨まれると大抵は悲惨な結果になるよ。

どっかの独裁者とかね。

上に立つ人間は意地悪したり威張ったりしたらいけないよ。

上に立つ人間は自分の自慢したり偉ぶりたいこともあると思うけど心の中に留めておきな。

そうすれば下の人間に嫌われることなく自分の仕事ができるよ。

第七十三章 運命は誰にも分からない

恐れ知らずの人間は無茶苦茶やっていつか死んでしまう。

自分が全然ダメな人間だって知ってる人は生かされる。

どっちが良くてどっちが悪いなんてことはないけどね。

でも、なんでそういう運命になってしまうのかは誰にも分からないよ。

道のやり方っていうのは争いごとをせずに皆を助けてくれる。

ゆっくりとしているようでぬかりなくやってくれる。

どんな小さなことも見逃さずに自然の流れに戻っていくよ。

第七十四章 役割は天が決める

誰も死ぬことを恐れなくなれば死刑の意味も無くなるよね。

逆に死が怖いってことは実際に死刑を執行する人にもなりたくない。

やりたいこともやりたくないこともそれぞれの役割を行う人がいるもんだ。

だから自分の役割をしっかりとやること。

他人を羨ましがって自分の役割をおろそかにすれば自分を傷付けることになるよ。

第七十五章 自分を後回しにできる人が真のリーダー

人の上に立つリーダーは自分のことは後回しにしなきゃダメだよ。

リーダーが自分のことのために余計なことばっかりしてると下の人は不満が募って物事が回らなくなる。

リーダーは自分の事は後回し。

そうすればリーダーはリーダーの役割を果たせるよ。

第七十六章 柔らかいものほど強い

人って産まれたときは柔らかくて死ぬと硬くなるじゃん?

硬いっていうのはそれほど死が近いってことなんだよね。

硬い武器は相手を倒すことができないし

硬い木は切られてしまう。

柔らかくて弱いものの方が強いんだよ。

第七十七章 余計なモノは減らしていく

天のやり方って余計なモノを減らして足りないモノを補っていく。

これが基本。

だけど人は違うよね。

足りないものを更に減らして余計なモノを欲しがる。

余ってるものを困ってる人にあげたり寄付したりできるのは道の考え方を知ってる人だけ。

自分の功績を自慢したりしないで人に親切にできる。

これがホンモノだね。

第七十八章 正しい言葉は正反対

世界で一番、強いものは水だよ。

水って柔らかくてどんな場所にも入っていくからね。

これを知ってる人はたくさんいるけど、自分のことのように考えている人はほとんどいないね。

本当の王様っていうのは国に災難があった時に一人で受け止められる人間のことだよ。

本当に正しい言葉っていうのは世間の言葉とは逆になるもんだよ。

第七十九章 お金は返してもらわなくていい

たくさんの人が怨みで爆発しそうになっているのを何とか止めたとしても心の中に怨みは残ってる。

それで本当に意味のあることをしたのかな?って思うわけ。

徳のある人は誰かにお金を貸してもそれを返してくれとは言わない。

天は不公平なことをせずに常に善人の立場に立つもんだよ。

第八十章 貧乏な国でいい

小さくて貧乏で人口が少ない国は戦争なんてしないもんだ。

そういう国は国民の命を大事にして争い事を避けるといいよ。

そしたら他の国を羨ましがって「あっちの国に引っ越します」ってことは無くなるから。

貧乏な国だから質素な食事を美味しいと思ってもらい

ボロい服を大切に着てもらう。

平凡な日々を幸せだと思ってもらう。

そうしたら今、いる場所がホントにいい場所だってことが分かるようになるよ。

第八十一章 甘い言葉に気をつけろ

真実の言葉っていうのは世間的にはあまりいい言葉じゃないよ。

甘くて美しい言葉が真実ってことは少ないね。

だから甘くて美しい言葉をペラペラ喋る人には気をつけた方がいい。

本当の聖人は知識をひけらかしたりモノやお金を溜め込むことはしないよ。

全部、人のために使ってあげるからね。

そういう人は更に豊かになっていく。

他人に与えて他人から奪わない。

誰かのために働いて決して争ったりしない。

これがホンモノだね。

おわりに

ようやく完結できました!

疲れた。

最後まで読んで頂きありがとうございました^^

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