書く力

やらなくていいことをするぐらいなら寝ていた方がいいんだもの。

老子の道徳経を分かりやすく現代風に翻訳してみた【Part2】

目次

 

第六章 ビッグ・マザー

谷神は絶対に死なずこれを神秘な女という。

 神秘な女には門があってそこを天地の根という。

それはいつまでもそこにいて、どれだけ産んでも枯れることはない。

まぁビッグ・マザーってことだね。

谷神(こくしん)は死せず。これを玄牝(げんぴん)と謂(い)う。玄牝の門、これを天地の根(こん)と謂う。緜緜(めんめん)として存(そん)する若(ごと)く、これを用いて勤(つ)きず。

 

第七章 自分はいつでも後回し

天と地っていうのはいつまでも天と地じゃん?

なんでかっていうと天と地は長生きしたいなんて考えていないから。

それと一緒で分かってるやつは敢えて自分を後回しにすることで前にいる。

自分のことを後回しにすることで自分のことができているってわけ。

天は長く地は久(ひさ)し。天地の能(よ)く長く且(か)つ久しき所以(ゆえん)の者は、その自(みずか)ら生(しょう)ぜざるをもって、故(ゆえ)に能く長生(ちょうせい)す。ここをもって聖人は、その身(み)を後にして而(しか)も身は先(さき)んじ、その身を外にして而も身は存(そん)す。その無私なるをもってに非(あら)ずや。故に能くその私(わたくし)を成す。

 第八章 水サイコー!

最高にいい状態っていうのは水のような状態。

水っていうのは全てのものに潤いを与えて争うことはしないで低いところに流れていく。

だから道っていうのは水に似てるところがある。

身分は低いところの方がいいし考えごとは深いほうがいい。

周りの人には仁愛を持って接して言葉には信念を持つ。

まぁリーダー的な立場になったらなんとかなるでしょの気持ちとタイミングさえ間違わ

なければ争いごとにはならないと思うよ。

上善(じょうぜん)は水の若(ごと)し。水は善(よ)く万物を利して而(しか)も争わず、衆人(しゅうじん)の悪(にく)む所に処(お)る。故(ゆえ)に道に幾(ちか)し。居(きょ)には地が善く、心には淵(えん)が善く、与(まじわり)には仁が善く、言には信が善く、正(政)には治が善く、事には能が善く、動には時が善し。それ唯(た)だ争わず、故に尤(とが)め無し。

 第九章 腹八分目

なんでもかんでも満たしておこうって考えはあんまり良くないね。

どんなに研いだ包丁もいつかは刃こぼれするし、どんなに金を稼いでもいつかは無くなってしまう。

金持ち+傲慢=破滅だから。成功したならさっさと引退するのがいいと思うよ。

持(じ)してこれを盈(み)たすは、その已(や)むるに如(し)かず。揣(きた)えてこれを鋭くするは、長く保つべからず。金玉(きんぎょく)堂に満つるは、これを能(よ)く守る莫(な)し。富貴にして驕(おご)るは、自らその咎(とが)を遺(のこ)す。功遂(と)げて身の退(しりぞ)くは、天の道なり。

 

第十章 最上の徳とは

身体のふかーいところで心を一つにすることはできる?

できたらそのままの状態でいられる?

赤ちゃんのように純粋でいれることができる?

夢や理想を無くしてあるがままの現実を見た時に心は傷つけずに現実を見続けることが

できる?

偉い人になってみんなを愛してもそれを知られないようにすることができる?

たまには泣きたい日やイライラする日もあるけど落ち着いて静かにしていることはで

きる?

後輩が失敗しそうでなんとなく「こうやった方がいいなー」って思っても口も手も出さ

ないことができる?

なにかを作って育ててもそれを自分の物だ!って言わずに支配しようともしない。

まぁこれができたら最上の徳だね。

営魄(えいはく)を載(やす)んじ一を抱(だ)きて、能(よ)く離るること無からんか。気を専(もっぱら)にし柔(じゅう)を致し、能く嬰児(えいじ)ならんか。玄覧(げんらん)を滌除(てきじょ)して、能く疵(きず)無からんか。民を愛し国を治めて、能く以って知らるること無からんか。天門開闔(てんもんかいこう)して、能く雌(し)たらんか。明白四達(めいはくしたつ)して、能く以って為すこと無からんか。これを生じこれを畜(やしな)い、生ずるも而(しか)も有せず、為して而も恃(たの)まず、長たるも而も宰(さい)せず。これを玄徳(げんとく)と謂う。