書く力

やらなくていいことをするぐらいなら寝ていた方がいいんだもの。

日本人独特の「並置」するという考え方について

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僕が読ませて頂いているブログにこんな記事があった。

jougetu.hatenablog.com

日本では対立する意見があった時に「そういう意見もあるよね」といった平和的な解決をする。その解決の仕方について宗教的な違いから書かれた非常に興味深い内容の記事だった。

 

そんな記事を読んだあとにたまたま地元で行わていた「ジブリの立体建造物展」に行き、同じような内容について、建造物の視点から解説されていたので書いておきたいと思う。

 

どこの国でも新しい文化が入ってきた時にどう受容するかという問題がありますが、「並置する」というのが日本式で、たとえば宗教でも、神道仏教キリスト教を並行して取り入れていますが、建築の場合は和館の横に洋館を置くという形で受け入れたんです。おそらく日本は島国という理由もあって、新参者を排除しようとすると、排除された側には行き場がなくなりますから、横に並べるというかたちでうまく共存してきたんでしょう。

藤森照信

日本は宗教だけでなく建造物に対しても違った文化が入ってきた際には「並置する」という考え方をとっていたようだ。

 

sumai01.hatenablog.com

和館と洋館を並置して作った最初の邸宅として知られる「旧岩崎久彌邸」

ここから徐々に日本でも洋館が普及してきたそうです。

 

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(参照:サツキとメイの家 - Wikipedia

段々と洋館が普及してくると庶民の間でも洋室を取り入れるようになってきたそうです。「となりのトトロ」で出てくるサツキとメイの家も大正から昭和初期にかけて中流階級の住宅ではやった和風住宅の玄関の横にひと間だけ洋間がある「中廊下式」を原型になっています。 

 

新しい文化や風習が入ってきたときにとりあえず排除するわけでも積極的に取り込もうとするわけでもなく、とりあえず横においてみる。

時間が経つにつれ横においていたものが混ざりあって新しいものができている。

日本の文化ってそんな感じがします。

文字にしても漢字があってひらがな、カタカナ、ローマ字、英語、和製英語まであってもうなにがなんだか分からないですもんね。

備忘録として書いてみました。

 

終わり

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