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書く力

やらなくていいことをするぐらいなら寝ていた方がいいんだもの。

【TED】バリー・シュワルツ:我々の仕事の考え方は間違っている

「なぜ働くのか?」

そう聞かれてすぐに返せる人はどれだけいるでしょうか?

 

答えの1つとして「お金のため」というものがあります。もちろん社会人になればお金を稼ぎ、生活をしていかなければなりません。

 

もし「お金のため」が答えであれば、ここでまたひとつの疑問が生まれます。

それはなぜ、答えが「お金のため」になってしまったかということです。

非物質としての仕事の価値はなぜなくなってしまったのか。

その答えの1つをバリー・シュワルツ氏がTEDでスピーチしていたので簡単にまとめてみました。

 

イデアテクノロジーとは?

バリー・シュワルツ氏は動画の中で、原因はアイデアテクノロジーにあると言っています。アイデアテクノロジーとは「原因に対する理解の仕方」だと。

例えば「貧困」を例にすると、貧困の原因を能力や政治、はたまた運など人によって様々な理解をします。ちなみにアイデアテクノロジーという言葉はバリー氏が作った造語です。

 

テクノロジーとアイデアテクノロジーの違い

単なるテクノロジーであれば、間違ったものは自然に消えていきます。

しかしアイデアテクノロジーの場合は間違ったものでもそれを信じる人がいる限りなくなりません。なぜならそれを信じている人達がそれに沿った生活様式や組織を作っていくからです。

 

産業革命の父、アダム・スミス

 それではアダム・スミスがどのようなアイデアテクノロジーを持っていたかというと

「人間というのは本質的に怠惰なもの。やり甲斐を与えてやらない限り何をすることもなく、やり甲斐となるのは インセンティブを与えること。報酬であり人が何かをするのはそれが唯一の理由」

これが大量生産と分業という産業革命を起こした一人のアイデアテクノロジーでした。

このようなアイデアテクノロジーの下で生まれた工場システムは確かに1日の終わりにもらう給料以外にはなにも得られるもののない場所になっていきました。

 

場所が人を変える

つまり「人は怠惰で報酬以外に働く理由がない」というアイデアテクノロジーをもったシステムの下で働く人間は自然とそのような人間になっていくということです。

アダム・スミスもまた「組み立てラインで働く者は通常人間としてあり得る限り愚かな者になる」と言いました。

この「なる」についてアダム・スミスが意識していたかどうかは分かりません。

 

宇宙と人間性

宇宙については日々、新しい理論が紡ぎだされています。しかしその理論が正解でも不正解でも宇宙は今までと変わることなく活動しています。

人間の性質を理解するときは注意が必要です。人間を理解しようと作られた理論そのものが人間の性質を変えてしまうことがあるからです。

 

 

 

 

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